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Column 2026 No.150
古代の日本人は、言葉には不思議な霊力が宿っており、口にした言葉は現実の出来事に影響を及ぼし、いい言葉はいい結果を、悪い言葉は悪い結果を招く…と信じられてきた歴史があります。言葉に内在するその不思議な力のことを、一般には「言霊(ことだま)」と理解されています。
ある日のこと、何となくテンションが上がらないまま、いつもの仲間の集まりに参加したことがありました。仲間の一人が最近あったショックな出来事の経緯を話しはじめました。私にとってはしんどい内容でしたが、話の最後辺りで「しかし人生は何とかなるものよ!」と力強く放たれた彼女のその言葉のエネルギーに、私の低迷していた気持ちが吹っ飛んで“本当に何とかなるもんだ”…といった気持ちになりました。今思えば、彼女のその言葉は私にとって愛と霊力の籠った「言霊」だったのだ…と思います。
言葉は音のエネルギーであり、
その振動は私たちに影響を与える
エスター・ヒックス
ヒックスは「引き寄せの法則」の著者です。言葉は音でもあり、その音が持つ波長が私たちの感情や私たちの現実に影響を与えるのだ、と彼は伝えているのです。同じ言葉でも、その人が使う言葉の音の波長によって、第三者にプラスのエネルギーとして強力に伝わる場合と、微弱な音としてかき消される場合もあるのではないかと思います。音の不思議さですね。
最近のことですが、東京に住む息子から、あるYoutube動画を紹介してもらいました。
出口王仁三郎氏の「唱えるだけで奇跡を起こす最強の四つの言霊」というテーマの動画です。なるほど!といった内容で、深い共感がありましたのでご紹介させて頂きます。唱えることで、確かに魂に響いてくるような手ごたえがあります。この情報を周りの人に拡散しましたところ、予想以上に大きな反響がありました。それは始めに述べたように、我々日本人の魂の中に、言葉を大事にしてきた歴史があるからでしょう。出口氏の「四つの言霊」を紹介してみます。
一つめの言霊 「有難うございます」
二つめの言霊 「我が人生はこれから益々良くなる」(感謝の言葉)
(未来への希望の宣言)
三つめの言霊 「私の本体は偉大なる天からの尊き存在である」
(普段の移ろいやすい意識や感情に関わらず、私たち誰もが、奥深くに天の光の一筋である神聖な本体がある)
四つめの言霊 「弥栄!(いやさか)」
(自身の幸せとともに他者の幸せも我がことのように祈る)
人生は誰かから一方的に与えられるものでもなく、
また変えることのできない“運命”などというものもない。
人生とは汝自身の言葉によって、今この瞬間から
完全に自由に創造していくことが出来るのである
出口王仁三郎
聖書の言葉も引用してみたいと思います
初めに言葉ありき
新訳聖書 ヨハネの福音書第1章1節
神は言われた。「光あれ!」こうして光があった
旧約聖書 創世記第1章3節
「…創世は神の言葉から始まった。言葉はすなわち神であり、すべてのものはこれによって出来た…」と聖書では述べています。真の意味はなかなか難解ではありますが、出口氏が伝える言霊についても、聖書のこの辺りの聖句に一致しており、私たちが語る言葉には、やはり不思議な“創造の力”が宿っているということを示唆しています。
自分の言った言葉が自分の運命を創る
ルドルフ・シュタイナー
私たちは日々無意識に言葉を口にしていますが、その言葉は、知らず知らずの内に私たちの人生に影響を与えると言うのです。「私はなんて頭が悪いんだろう!」「私はどうしてこんなに怒りっぽいんだろう」と、どんな言葉にしても、自分が発するこれらの言葉を一番近くで聴いているのは自分です。シュタイナーが言うように、その言葉が自分に影響がないわけがないのです。
しかしそれらの言葉は自分の中で感じている今の本音(真実)ですから、見過ごすことは自分に嘘をつくことになります。しかし、大切なことは、それが自分の口癖になったり行動になったりしてはいないか…ということに気づく必要があります。気づいたら“いい・悪い”の判断は辞めて、責めることなくそれを感じながら、そのままを俯瞰していく。つまり、自分の真実から目を逸らさず、“気づく”そして“受容する”といったプロセスを大切にしていくことで、人は自然に変容していけるのです。
さて、今回のテーマは「言霊」です。言葉に宿る創造の力とエネルギーを理解しましたので、もう一つ積極的に自分を元気にする言霊を付け加えてみることを始めてみましょう。
例えば、私の思考をよく観察すると “年齢だからこれは出来ないで当たり前よね” とか “私はこんなとき勇気が出ない人よね” のように、ネガティブな思い癖を言いっ放しにしたままで終わっていることが多いことに気付きます。そこにプラスの言霊を加えて「大丈夫。本当は年齢なんて関係ないことをあなたは知っているよね。諦めないでやろう!きっとできる!」のように、ネガティブなフレーズをポジティブな言霊で締めくくる訓練です。
不安恐怖が出てきたら「大丈夫!何とかなる!」で締めくくる。他者(ひと)と比べて自信を失ったら「わたしは私!人それぞれ!」…。物事がうまく進まない時には「必ずいい方向に繋がっていく!私は諦めない!」…。自分が“ついてないなあ”と思うときは「そのうちそのうち!」…といったように、自分の心が元気になるような言霊で締めくくるのです。 「必ず良くなる!」「私は成長している!」「必ずいい結果になる!」「自然治癒力で完璧な健康に向かっている」…等々。訓練していると自然にポジティブな言葉が出てくるようになります。
しかし、大切なことですが、自分の真実のネガティブな気持ちにはきちんと気づき、対峙した上で使います。それを見過ごすと、自己理解が不安定となり、単なるポジティブ思考で終わってしまう危険性があります。
確かに言葉は不思議なもので、言葉を変えるだけで自分の気持ちが変わり、先達が言うように、現実が少しずつ変わりはじめます。自分自身の「能力」「健康」「性格」「可能性」「生き方」…等々の場面においても自分の思い癖や口癖を観察してみてください。言霊は色々な場面で人生を好転させる強力なツールです。
言葉は、世界を創り、世界を壊す
ヘンリー・フォード
自動車王と称えられたヘンリー・フォードは、言葉には創造的な力があり、逆に破壊的な力もあるということを、彼は自分の人生を俯瞰して感じ取ったのです。その通りで、言葉は私たちの人生に、肯定的にも否定的にも働き、その用い方によって私たちの人生は大きく変わってきます。ネガティブな言霊は私たちの人生を狭めてしまいますが、ポジティブな言霊は私たちの魂を高揚し、人生を大きく拡げてくれるものです。出来ることなら魂が高揚するような言霊を自分にかけてあげたいものですね。
*次回のコラムは2026年3月20日前後の予定です。