2026年9月20日日曜日

先達が伝える“望みを実現する”ポイント

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下村亮子チャンネル『 TRUST YOUR FEELING - あなたの中の答えを信じて 』

Column 2026 No.157

 No153のブログでは望みを実現する、以下6ヶ条のポイントを述べました。

1 底辺にある本当の欲求を明確にする
2 疑い・不安を支配する
3 “生きたい人生を生きるに値している自分”であることに気づく
4 夢実現を邪魔している数々の“制約”に気づく
5 諦めないこと
6 望みがすでに叶えられたものとして受け取る

 続くNo154のブログでは、あなたの“本当の感情”が望みを具現化するのだということ。その為には自分の感度を信頼し掴む訓練をする。すでに夢実現に向かっている今の感情を意識化して、今のこの瞬間から小さな一歩を踏み出していくことの重要性に触れました。

 これら“望みの実現”に向けた内面のあり方について、今回は、スピリチュアリティの観点から考察してみたいと思います。
 スピリチュアルというと大なり小なり抵抗ある方も多いですが、一方で、これまでの物質主義的な生き方に疑問を持たれている方が多くなっているとも感じています。そこで今回は、本当の望みを現実世界にどのように創造してゆくか、賢者や先達の言葉を中心に考察し示唆を受けていきたいと思います。

 まず、ずっと以前に、読売新聞に連載されていた、ひろさちや 氏のエッセイ「まんだら人生論」からの引用です。彼は宗教評論家で、インド哲学(仏教)の専門家です。以下は“望みの実現”について書かれていた一文です。

「…仏さまは必要なものは必ず与えて下さる。与えてもらっていないのは、我々人間の方の準備が出来ていないからです。準備が整ったよき時に、仏さま神様は、私たちに必要なものを与えて下さるのです。そう信じてゆったりと待つていたほうがよい。焦りは禁物です」

 ひろさちや氏は「願ったことを受けとるには、私たち側にそれを受け取る準備が必要である。仏さまはそこを見ておられる!」と言うわけですね。

 さて、次にご紹介するのは「ヒマラヤ聖者の生活探求」( 第2巻)より抜粋した内容です。この本は、著者が19世紀末にヒマラヤの聖地を調査した時のレポートを元に編集され、1930年代(翻訳本は1960年代)の初版より世界的に読み継がれるベストセラーです。

「…まず第一に、自分の望むものを心の中で描き、その姿がはっきりと描き上がるまでずっと思い続けてから、それを心から放ち、普遍的原質に全託すればいいのです。この原質は神の一部なのです。だからそれはまたあなたの一部でもあり、この原質の中にあなたの必要なものは何でもあるということ。いくらあなた方が使ったところで使い尽くせるものではないことを知ることです」

「…望みというものは正しい形をとって表現すれば叶えられるものです。……従って科学的でなければならない。科学的である以上、一定の法則にしたがうものでなければなりません。その法則というのは“汝の悟れる程度に汝の祈りは叶えられたり”であり、また“汝、何を望むともそれを祈るに、すでに受けたりと知れ。しからばそれを得ん”である。もし私たちが何なりと求めたものは、すでに私たちのものとなっていると積極的に知るならば、私たちは法則に従っていると知るがよい。」

 ヒマラヤ聖者がここで語る“神”とは、心理学者マズローの言うところの、私たち内面にある高次の存在“内なる神”を指しています。そしてまず、自分の中での願いの真の欲求を明確にすることの重要性。それが明確になったら、自分の中の神聖に全託すればOK!“望んだものは既に叶えられていると理解して、喜びと感謝の心をもって受け入れなさい”と伝えています。“汝の悟れる程度に汝の祈りは叶えられたり”辺りは、先に紹介したひろさちや氏の“準備が整えば仏さまは私たちの必要なものを与えて下さる”に近いものがありますね。

 最後に、雲 黒斎 氏の著書「あの世に聞いた、この世の仕組み」(下巻)からの引用です。彼は宗教や哲学、スピリチュアルを土台としたユーモアあふれる人生哲学を、執筆や音声配信などで展開している人気の高い作家です。以下抜粋文は彼の言う異次元からの語りかけで、その存在からこの世の仕組みの説明を受けたというその一文です。

「…新時代の到来は、我々が“神であること”を思い出していく時代だ。これまでの時代で経験した数々の呪縛から解き放たれ、奇跡を経験していく時代だ。怖れることなく自分の気持ちに正直に“嬉しい”“楽しい”“大好き”をアンテナとして、ゆったりと人生を楽しみなさい。そうすれば、おまえの創造を超えた形で夢は叶う」

「…神様をなめちゃいかんよ。毎日毎日“お願いします。お願いします…叶いますように”…ってそこまでしないと、人間が何を望んでいるのかを理解できない神様なんてショボい。アファメーションだのなんちゃらメソッドなどそんなにあれこれ試行錯誤しなくたって、神様は、お前が何を欲しているかなんて全部知ってるよ。人間のあらゆる願いは、お前がアマゾンで買い物をするときと同じくらい簡単に、願いは神様のもとに届いていると思いなさい。神が願いを叶えてくれないのではない。おまえが受け取ってくれないだけだ…」

 私たちは、自分の人生経験や生活習慣の中で身に付けた、信念・固定観念が予想以上に私たちの足かせとなって、“願いは既に与えられている”と言われても素直に受け取れないのです。願いが叶わないのは、与えられないのではない。賢者や先達が述べているように、素直に受け取れる心の準備が整っていないだけ。

 自分に対しての不信感・無価値感・罪悪感・変化することへの恐怖心…等々が夢実現のブロックとなっているのです。しかし受け取るために立派な人間になる必要はない…とも伝えています。今のあるがままの自分そのままに、ただ自分の中のブロックに気づいて、ただ外せばいい…と。

 それが外せないのは無意識ですが、自分には、望み(希望)を受けとる価値が無い…といった根強い“固定観念”があるからではないでしょうか。その辺りにしっかりと気づいて、開放していきたいものですね。

あなたがあなたとして存在しているそのことが、あなたの使命です。
それ以外にあなたに課せられた役目などありません。
ですからどうぞ、あなた以外のものになろうとしないでください
雲 黒斎

*次回のコラムは2026年10月20日前後の予定です。